尽きぬ悩み
卓球という競技には戦型があります。
憧れの選手がいて”自分もこういう戦型にしたい”と
自分の意思で戦型を変えるならまだしも
戦型を最初に決める指導者には責任が重大だと思います。
特にバック粒の異質攻撃型や
カットマンに変更させるには
本人の覚悟も必要になります。
私は中1のときにクラブの監督に
「阿部、このラケットでやってみろ」
と言われて
何だろう?と思っていたら
ラケットを上から下に振らされて
『自分はカットマンなんだ』
と気づくのにしばらくかかりました。
もちろん何の説明もありません。笑
バックに粒高を使っていたので
その回転が誰も分からず
人生の初の試合(市民戦)で
優勝してしまいました。
大学1年生のときに
明らかにカットマンには向いていないと
自分で分かったので攻撃型に転向したのですが、
市民戦での優勝がなかったら
卓球にハマっていたかどうかは疑問です。
しかも粒高やカットマンの指導が
できることにもなったので
監督に感謝しております。
未就学児や初心者がポツポツ入会してくれています。
この子たちの将来のプレーを想像しながら
どんな戦型が合っているのか?
ラバーは何がいいのか?
この辺りも考えていかなければなりません。
悩むな〜。