自己効力感

ある国際比較調査において、
「自分に自信がある」と答えた子どもは、
日本が圧倒的に少ないという結果がでました。
つまり、日本では自己効力感が低い子どもが
多いということです。
これは社会的問題にもなっています。

日本の高校生になぜ自信がないかを聞くと
「ずっと比較されてきた」
「できないときにダメ出しされてきた」
という回答が上位にきました。

ではどうして欲しかったのかという問いには
「話を聞いてほしかった」
「認めてほしかった』
という回答が多く出ました。

常に自信がない状態では
ストレスに対する耐性が低くなり
必要以上に落ち込んでしまうことや
工夫してみようという
チャレンジ精神がなくなります。

自己効力感が低く、他人も信頼できないことは
いじめとも深く関連することが明らかになっています。
自己効力感が低いと他者をコントロールすることで
自分を優位に立たせようとすることがあります。
いじめの加害者になりやすいのです。

ジュニアスポーツでは
「考えること」
「工夫する楽しみ」
という思考を大切にし、
自主性を育てることも
重要になっています。

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