自然に
ルソーが書いた「エミール」という教育書には
人間のなかにおける自然性、身体性や生物性に
従って動くことを大切にして、教育を行うことが
重要だと説いています。
子どもが
「これ、おもしろい!」
「やりたい〜!」
という感情を持ったときは上達しやいけれど、
「やりたいくない」
と思っていることを無理にさせれば、
怪我するリスクが高まるだけで
上達は期待できません。
人間が持っている欲望や願望、
「やってみたい」
「この技ができるようになりたい」
「もっと知りたい」
という素直な気持ちが心から自然と
湧いていくるような教育が必要です。
大人の勝手な論理で子どもがやりたくないことを
押し付けても、効果はあがりません。
むしろ子どもは、教えられるのは嫌だ、
という気持ちにさえなってしまうのです。