順位
『順位』の話です。
学校現場では
成績順位を知らせたほうが良いのか
知らせない方が良いのか、
賛否が分かれているという話を聞きます。
今は全体に知らせることはなく
個々に知らせるケースが多いのでしょうか。
順位は子どもたちの「自信」に
影響を与えることが証明されています。
ただし、順位の低かった子どもは
逆に努力をしなくなってしまい、
成績を下げることも分かっています。
自分とは成績がかけ離れた優れた生徒が
自分より上位にいることを知れば
「あんな風にはなれないからもういいや」
と諦めてしまいます。
しかし、自分と実力が変わらない生徒が
自分より上位にいることを知れば
「自分だってやればできる」となります。
だから『順位』を意識させるときは
自分と比較になる相手限定です。
『順位』を伝える場合でも
前回と比べてどれだけ伸びたかを
知らせることで学力が高まったことを
示すエビデンスがあります。
何事も過去の自分と比べて
「上達したな」と感じると
自然とやる気が起きます。
だから私は現在チキータの練習しかしません。笑
ただ単に『順位』(点数)だけで
判断しないほうが良さそうです。