鬼滅の刃から学ぶ
なぜ鬼滅の刃が毎日話題になっているのでしょうか?
映画評論の良い記事を読みましたので、紹介します。
(ネタバレがあります。
これから映画を見に行く方は
鑑賞後にこの記事を読んでください。)
鬼滅の刃には「死生観」が描かれているからです。
この映画の主人公の煉獄さんに鬼は
「お前せっかく強いのに、年取ってどんどん弱くなるの嫌でしょ?
だから、鬼になって、一緒にずっと強くなり続けようぜ!」
と提案しますが、煉獄さんは
「老いることも死ぬことも、
人間という儚い生き物の美しさだ。」
と鬼になることを拒否します。
『自分はいつ死んでも良い』
という死を覚悟しているところが
このコロナ禍の人々の心を強く打つのです。
鬼はただ強くなることだけを望んで
死ぬことを怖がって逃げます。
煉獄さんは美しく生きることを選択します。
美しい生き様を見せてくれます。
今日死んでも良い生き方をしていますか?
そんな問いかけをこの映画はしてくれています。