「昔は良かった」とは
先日、読書をしていたら「昔は良かった」とは進歩についていけない人の言葉である、とありました。
いつの間にか私も「昔はな・・・」という話が多くなってきたと反省しています。良く考えてみると「昔が良い」のであれば「今は悪い」ということで人類の進歩に歯向かっているような言葉でもあります。
このときに使う「昔」というのは「自分が若かったときは」という意味がほとんどで、本当の昔の鎌倉時代や江戸時代をさすことはほとんどありません。つまりそんな「昔」ではないのです。つまり「自分たちは良かった」と言いたいだけでしょう。
「昔は良かった」と言いそうなったらもう進歩についていけないと思い、「今は何ができるか」というように考えていきたいと思います。