何を見てるか

同じ場所で、
同じ時間、
同じ練習をしていても、
選手によって成長のスピードは違います。
もちろん運動能力や経験、
技術的なセンスなど、
いろいろな要素があると思います。

でも、指導をしていて感じるのは、
「練習中に何を見ているのか」
ということも、成長に大きく関係しているということです。

例えば、ミスをしたときに、
「入らなかった」
だけで終わる選手もいれば、
「なぜ入らなかったんだろう?」
「ラケットの角度はどうだった?」
と、自分のプレーを観察する選手もいます。
ミスしたらすぐに素振りをして修正する選手もいます。
また、自分が打っていない時間に、
上手な選手のプレーを見ている選手もいます。
「今のレシーブはなぜ良かったんだろう?」
「相手のどこを狙っているんだろう?」
と考えながら見るだけで、
ただ見ているのとは得られるものが全く違います。

卓球は、ただボールを打つ競技ではありません。
見る、考える、試す、修正する、
この繰り返しで上達していきます。
だからこそ、練習時間を増やすだけではなく、
「練習中に何を見ているのか」
「何を考えているのか」
を大切にしてほしいと思っています。
上手くなる選手は、
練習時間だけで成長しているわけではありません。
人のプレーを見ている時間も、
自分のミスを考えている時間も、
次の1球をどうするか考えている時間も、
全部が練習です。
強くなる選手は、ボールだけを見ているのではありません。

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