能力より闘志
指導していてもったいないと思う選手が
途中で勝負をあきらめてしまう選手です。
自分が流れに乗っているときは良いのですが、
少し劣勢になると顔色がくもり始め
本来の良いプレーをしなくなってしまいます。
おそらく計算高いのだと思います。
この点差だとこれくらいで終わる、
今日の調子だとこれくらいだろうと感じてしまうのでしょう。
勝負は計算では測れないところが魅力でもあります。
もともと闘争心を持っている選手もいます。
そういう選手は技術は劣っていても
徐々に技術を身につけていきます。
闘志があるので指導についてきてくれます。
「闘争心・闘志」は教えられないと言います。
持って生まれた資質であるかもしれません。
しかし、悔しかったら
負けても負けてもチャレンジしていく
負けるとは分かっていてもぶつかっていくというような
闘志の原型を刺激することはできるかなと思います。