過干渉にならないために

今回も、子育てコーチングの先生からのお話を
みなさんとシェアしたいと思います。

子どもと接する際に、
「ヘルプとサポートを自覚を持って接する」ことが大切です。

ヘルプは、
例えば、2歳の子どもが崖の前に立っていたら
危険なので、急いで抱き抱え、
安全な場所に移動させる。
これは、ヘルプです。

サポートは、
すでに、子どもができること、できそうなこと
に対して子どもが要求した際に手助けしてあげることです。

この2つは、混在しやすく、
子どもに失敗させたくないと、ヘルプになる場合が
自然と多くなってしまうことがあります。
ですが、ヘルプばかりしてしまうと
子どもの成長を阻害することになり
これがいわゆる、過干渉というやつです。

スポーツの場面でもよくあります。

例えば、
毎回、練習中に靴紐が取れてしまう選手がいます。
「先生、靴紐結んで〜」
と子どもは、頼んできます。
ですが、この時に毎回先生が結んでいては
その子どもは、いつまで経っても
自分で靴紐を結ぶことができません。

そして、
試合は、親や先生が介入することは絶対にできません。

なので、ここでは
ヘルプではなくサポートが必要になります。

今回の例えで言うと、
靴紐が取れにくい結び方を子どもに伝えるという
関わり方を選択することです。
時間がかかったり、周りの動きを止めてしまう
デメリットももちろんありますが
子どもの成長のためには必要な時間です。

このように、
今の関わりは、ヘルプなのかサポートなのか
コーチや親は自覚を持って関わることで
子どもの成長を手助けできるかもしれません。

いかがだったでしょうか?

どうしても、可愛い目の前の子どもを
助けたくなりますが、
子どもの成長を考えた関わり方ができるといいですよね!
勉強になりました。



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