変わっていることに気づいていない

「バカの壁」というヒット本を書いた
解剖学者の養老孟司先生の子育てについての言葉です。

「最近の人は、自分が変わっていることに気づいていない。
１年後に、爪や皮膚なんてほぼ違う細胞になっている。
体の中の水分や血液も。
考え方も変わって当たり前でしょ。
体が変わってるんだから」

この前説では、
「ネットの情報っていうのは
昔も今も残り続けるから
昔の記事を読んで、情報を得て混乱しているんだよね。
要は、止まっている情報を拾ってるの。
子育ても一緒。困ったことがあってはネットを検索して
また困って、ネットの情報は止まっているのに気づいてない。
それよりも、目の前の子をよーく観察することの方が
よっぽど大事だと思うけど」

という言葉でした。

とても心に刺さりました。

今の時代、とても便利になって
何でもネットに聞いてしまいがちです・・・
もちろん良いこともありますが
調べれば調べるほど、不安になったり・・・
子育てなんて、１００人いたら１００通りの答えがあるんですよね。

ネットを見ずに
目の前の我が子をよく観察する。

とても説得力のある言葉でした。