指導理念(6/10)

「余白を見せる」

①相手に考える時間を渡す

あまりにも手とり足とり教えてしまうと

特に、ジュニア期の選手は、自分で考えることを放棄してしまいます。

自分で考え、悩み出した答えというのは

なかなか忘れないものです。

考えられないのではなく、考える余白を与えていない場合が多いにあります。

例えば、

トップ選手の動画を見せて研究させてみたり

(もちろん自分の試合の動画でも)

〇〇さんは、こんな場面はどうする?

今日の練習が終わるまでに、どうなっていたら最高?

などと問いかけてみてもいいと思います。

問いかけることで自然と考える時間ができます。

そして、すぐに結果を求めるのではなく

相手を信じて、指導者が待つことだと思います。

(焦らない・・・焦らない・・・)

②より人間らしく

これは私の感覚ですが、

私の好きな指導者は、人間らしいなと思います。

よく笑うし、泣く時だってあるし、

そして誰よりも楽しみ、一生懸命

です。

完璧な人間なんていません。少し余白があるくらいが丁度良い気がします。

ありのままの姿で、目の前の人と接していく事が大切だと思います。

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