竹馬
スポーツをやっている親や指導者なら
勉強も頑張ってほしいと願うものです。
両立を促すために
「卓球は頭が良くないとできない。」
「勉強すると卓球もできるようになる。」
など根拠のない精神論を振りかざし
勉強も卓球も頑張ると車の両輪のように
進んでくれると洗脳してきました。笑
しかし、最近は勉強と卓球は両輪ではなく
竹馬であると考えると良いかなと思います。
竹馬で歩くにはまずは片方ずつ前に出します。
右と左と両方を前には出せません。
右を出したら左、左を出したら右というように
どちらかが支えていないと前には進めないのです。
お互いを一歩ずつ交互に動かし前進していくという考えです。
例えば
中学1・2年生の間は
「卓球を一生懸命やることは勉強のためになる」
と考えます。
好きなものに熱中して良いと大人に後押しされると
3年生になったら勉強も頑張れるはずです。
卓球での経験は脳に良い刺激を与えてくれて
勉強に取り組むときの支えになってくれます。
両立できないで悩んでいる子どもには
竹馬理論で乗り切ってほしいと思います。