子どもの自己表現
10代の子どもは他人に否定されると、
いとも簡単に傷づきます。
自分というものが確立されていない上に、
この年頃の子どもはたいてい自分に自信がありませんので、
否定的な言葉に対してもろいのです。
年頃の子どもは、
外見にとてもこだわります。
服装や髪型をけなされることは、
10代の子どもにとって、
自分自身を否定されるのと同じことです。
服装や髪型をほかの子どもたちと
同じようにするだけで、
自分たちの仲間だと思い、
心を開いてくれることもあります。
大人にとっては大したことがないと
思われる子どもの服装や髪型も
10代の子どもにとっては大切な自己表現なのです。