かなづち
子どもが友達と喧嘩したときに
親は大変な問題だと感じるかもしれませんが、
教育の専門家からすると
健全な発達や学びの機会だと
判断する可能性があります。
改善したい場合に
一つの考え方に囚われすぎると、
他の優れた考え方が見えなくなり、
最適な解決策にたどり着けないといった状況を
『かなづちしか持っていない人にはすべてが釘に見える』
ということわざがあります。
スポーツあるあるですが、
不調を訴えている選手に対して
心理学者はメンタルの問題だと言い、
トレーナーは筋力の問題だと言い、
技術コーチはテクニックの問題だと言い、
栄養士は食事の問題だと言います。
ある専門性だけを持っている人は、
その専門性に寄せて世の中を見てしまいます。
かなづちを持つことも強みですが、
色々な種類のかなづちを用意したり
かなづち以外のものを持つことも大切です!