なぜ
ジュニア指導に携わっていて
難しいと感じることは
指導者が指示を出しすぎると
子どもたちはいつの間にか
考えなくなるということです。
初心者がサーブ練習をすると
いろいろなコースを狙えるようになります。
サーブ練習は比較的同じ動作の繰り返しですから
早く上達したように感じます。
いざ試合をやってみると
なぜそのコースを狙ったのか?
という意図が見えません。
相手に打たれて失点しているのに
何も考えず同じコースにサーブを出します。
大人からしたらびっくりなのですが、
本人たちは一生懸命です。
ただ指導されたサーブ練習をしたから
試合でもサーブを出しているだけです。
なぜサーブを出すのか?
何のためにそのサーブを選んだのか?
サーブを出した後の狙いは何なのか?
なぜサーブを持っているほうが有利なのか?
どうやって得点するのか?
「なぜ」を追求して意味が見えたときに
自分の意思で動くのかなと。
卓球を通じて自分で考えられる力を
つけることも非常に大切です。
「なぜ」の質問攻撃をしたほうが良いようです。
たまたまサーブを例にしましたが、
何でも共通しているように思います。
なぜ勉強するのか?
なぜ働くのか?
なぜ卓球をしているのか?
「なぜ」はモチベーションの正体とも言われます。
今日も頑張りましょう!