ストローク・その1

心理学に「ストローク」という言葉があります。
もともとは「なでる」とか「さする」という意味です。
心理学の「ストローク」は「存在を認める行為」のことになります。

肯定的ストロークは
・褒める、あいさつ、ねぎらう
・なでる、握手する
・成功報酬を与える
・信じる
ということが挙げられます。

否定的ストロークは
・悪口、嘲笑、皮肉
・殴る、無視する
・これはうちの子じゃない
・存在が迷惑
などになります。

もちろん人は肯定的ストロークを受け取ったほうが
心が穏やかになり、安定するわけですが、
肯定的ストロークが得られないと
否定的ストロークでもかまわないから
引き出そうとします。
何もないより、否定的であっても何かある方が
まだマシだと考えるからです。

わざわざ人から嫌がられるような行為をする人は
ストロークの欠乏かもしれません。

否定的ストロークを受け取っていると、
他人を愛せなくなったり、
不信感や疑心暗鬼が多くなり、
結局自分を愛せなくなり、
無気力や攻撃的になったりします。

肯定的ストロークをまき散らしましょう!

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