敗者の美学

日本では
「負けたけどよく頑張った」
「弱いけどよく頑張った」
がほぼ同様の意味で使われます。

『負け』と『弱い』を諸外国でははっきり分けています。
『弱い』には社会が手を差し伸べる保護が必要ですが、
『負け』には必要ありません。
だから負けたら、次にどうするか考えて
勝てるように努力して勝負を挑むことが
勝負事としてのスポーツの面白いところです。

勝ち負けから目を背けるようにして
一生懸命頑張ったら全てを水に流すと
気分は晴れ晴れして気持ちいいかもしれませんが、
強くなることはできないと思います。

勝つことだけがすべてではないですが、
負けて同情し慰め合うだけでも成長できません。
日本は「敗者の美学」がメディアによって
取り上げすぎかなと感じることもありますね。

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