コーチングの奥深さ
テニスのコーチングの例です。
【欧米】
良いショットを打つと、
プレーを止めて、ナイスショットだ!
でも他にも打てたところはなかった?と問いかけます。
ドロップショットが決まったときも、いいアイデアだったね!
でも相手が見えてた?
と多くの時間が対話に費やされ、
選手が自分の頭で考えて、
オプションを増やす方向に意識を向けさせます。
【日本】
コーンを置いて何度も打ち込む練習をさせ
指示通りのプレーができないと選手を叱咤し、
選手を鼓舞しています。
Qどちらが正しいコーチングでしょうか?
欧米スタイルの方が正しいように思えます。
しかし、
正解はどちらが正しいコーチングだとは
断定できないし、わからないというのが正解です。
はっきりと言えるのは
ある選手に対して正しくても、
他の選手には通用しないことの方が多いということです。
人は一人ひとり違うのですから当たり前です。
だからコーチングは奥が深いと思います。