ただ怒っていても・・・
小学生指導の文献に
「ただ怒っていても人は動かない。」
という文章がありました。
興味深く読んでみると
『例えば、学校で掃除をしない人がいたとする。
「掃除しなさい!」
「掃除をしないと先生に言うよ」
と言ったら、その人は気分を害して、
余計に掃除をしなくなるかもしれない。
そういうときは、相手がどうしたら動くのか考えてみる。
もしも、わからなければ
「どうして掃除をしようとしないの?」
「どうしたら掃除をするの?」
とその人に理由を聞くこと。
自分の気持ちをそのまま押し付けず、
どうしたら相手が動くのか考えて伝えれば、
動いてもらえることもある。』
とありました。
そうなのです、怒ってやらせれば
掃除=嫌なもの
として潜在的に刷り込まれてしまいます。
嫌々やったのか、自らすすんでやったのか、
その生徒にとっては大きな違いです。