本来の力
技術ではなく、人間としての成長のお話です。
小学生高学年では社会的な感覚が身についてくる年代です。
この社会的な感覚とは例えば、自律心や正義感などです。
親や指導者が焦って
「5年生(6年生)なんだから」という言葉を使うと
『大人に言われたからやった』となります。
本来の自ら伸びようとしている力を削ってしまう恐れがあります。
これは放っておけば自然と芽生える感覚です。
その年代にそれぞれ伸びようとする能力があります。
自我に目覚める年ごろ、小グループを作って他人を理解する年ごろなどです。
過干渉が強制を生むこともあります。
本来の能力を摘み取らないように気をつける場面もあるようです。