いざこざを解決するのは誰
今の子どもたちは人から言われたことを
自分の中で消し去る力が弱いです。
人から何かを言われてもちょっとやそっとでは
揺るがない「自己肯定感」というこか
「心の強さ」というものが育っていないのです。
その子どものいさかいに親がからんでくると
さらに関係が悪化し、泥沼化してしまいます…。
上記は実はサッカーの指導書から引用したものです。
思わず読んでいて笑ってしまいました。
子どもの世界で起こっていることに
親が出てくると子どもは育ちません。
親がよく口を出す子どもは
問題解決能力に劣ります。
自分が解決するのではなく、
親が解決してくれるのですから。
ジュニア指導をしていると
「あの人にこんなことを言われた。」
「先にあいつが言ってきたからだ。」
みたいな小さないざこざがほぼ毎日です(笑)。
これが勝負の勝ち負けのことになると
だいたい泣き出して収拾するのが大変です。
『相手の気持ちを考えて発言しなきゃダメだったな』
『あんなこと言われても平気、またがんばろう』
と子ども自身が思えるようにアプローチが必要です。