脱・学力至上主義1

こうしてクラブ運営をしていると
私の時代より明らかに学力との両立を
考えている子どもが多いです。

なぜでしょうか?
調べてみました。

1 数字(点数、成績、偏差値)が
はっきりと出るために比較対象になりやすい。
個人間の成績を比較するだけでなく、
学校と学校の順位を比較することもできるため
競争が過熱する。

2 第三次産業(商業・通信業・金融業・公務など)に
対する従事者の割合が労働者の約70パーセントであること。
第三次産業は情報やサービスの提供が主であり、
そこには学問が関わってくる。

3 学力を高めて、少しでもいい高校、
大学に入ってほしいという親のニーズがある。
将来の目標が決まっていなかったとしても、
偏差値の高い大学に進んでおけば
とりあえずは何とかなる、と信じている親が多い。

学力の重要性は否定しません。
学び続けることが経済的に安定し
豊かに生活できることにつながります。
しかし、みんながみんな知識社会で
活躍することが難しいのも事実です。
(私は自らこの社会から抜けました。笑)

学力向上に意識が向きすぎると
学力至上主義に陥る傾向も出てきます。
人の価値は学力によって決まるというのは間違った思い込みです。
子どもは学力によって人を序列化してしまいます。

学力を高めて、卓球でも自分を高めて
学力至上主義にならないように
しっかり両立してもらいたいですね。

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